【まとめ】1日ひとつだけ、強くなる。/梅原大吾 【重要だと感じたところのまとめです】

 

こんにちは。

takehiroです。

今回は「1日ひとつだけ、強くなる。」という本を読んだまとめを僕なりに書いていきたいと思います。

下記にこの本のリンクを貼ってあります。

1日ひとつ変わる

一度きりの「勝ち」が欲しいのなら運や要領で実現できますが、何度でも勝ち続ける強さを手に入れるには、やはりそれなりのやり方が必要になります。

昨日より今日、今日より明日、1つずつでいいので変わり続けること。

大きな成果や成長であっても、煎じつめればそれは小さなひとつの成長の集合といえます。

だからひとつずつで構わない。

それが自分の考える強さへの近道でもあり、ゲームや勝負に対する取り組み方、信条でもあるのです。

ここに書かれてることってなんだ大したことないじゃんって思う人もいるかもしれませんが、昨日よりも今日、今日よりも明日1つずつ強くなるとしたら、1年間で365回も自分がレベルアップすることになりますよね。

これって年単位で見るとかなり大きな差になってくると思いませんか?

僕は1日で多くのことをしていくつも変化を感じることがありますが、年単位で見ると1日1つずつ確実に変わり続けることほど堅実に自分の成長を実感しながらレベルを上げていける方法は他には無いと思います。

1日欲張って3つとか5つとかにしてやると無理してしまう時が来て、続かなくなる日が出てくるからです。

 

期限がある勝負での戦い方。

期限がある勝負ではこだわらず、やり方を変える

思い返してみると受験勉強をしていた時などは、試験日までに自分なりに効率の良いやり方を幾つも試しては失敗してを繰り返していましたが、社会人になり、仕事をする時になるとなかなかこのやり方ってできないですよね。

僕が働いていた時には、納期などの期日があってその日までに、決められたやり方でそれを疑問にも思わずにひたすらやっていっていましたが、もっとやり方を変えて、いろいろな方法で試してみるべきだったと思いました。

 

 

押さえるべきポイントを掴む

押さえるべきところさえ間違っていなければ、場面において失敗したって構わないのだ。

視点がしっかりとしていれば、ある場面で成果が出なかったり、一見すると失敗であっても、それはそれで構わないということはまあまあある。

全体として視点を設定して考えているので、場面レベルのでの失敗それはそれで込みだということになる。

逆に目の前の状況だけしか考えないと、各状況で成果がなかったり失敗することは、それだけでいちいち悪だということになってしまう。

成果というものを、各場面の総計としか考えていないからだ。

ひとつでも多くの局面で勝たなくてはならなくなる。

これではプレイも萎縮してしまう。

僕は自分が大事なことに取り組むときに、今まではどこに力を入れるべきなのかをあまり把握できておらず、最初から最後まで力を入れて取り組んでいることが多かったので、その分重要なところでも失敗することが多々ありました。

この文章を見て思ったのは、何か大事なことに取り組む時には、まず全体を通して1番大切なポイントをひとつ見つけて、そこだけは逃さないように取り組めば他の小さなミスはあまり大した問題にはならないということです。

 

 

成功しても変化を止めないこと

僕は勝った翌週の試合で、さらに大きく勝ち越してしまうことがまあまあある。

これには閉口されたが、そうなるのは僕が相手に対処されるのを待っていないからだ。

負ければもちろん見直すが、勝っていても新しい視点を取り入れて、どんどん変えていく。

視点を変えることが、いつもうまくいくわけではない。

新しい視点に移行すると、かえって勝率が落ち込むこともある。

しかしやってみないことには自分の見通しの成否も分からないのだから、結局は試すしかない続けていると過去に失敗した考えが、何かのはずみで結果につながることもある。

皆さんは失敗したらなんで失敗してしまったんだろうと考えることはやっていましたが、自分が成功した時って次からもこのやり方でいこうというようになって、そこからは積極的に変化をしていないことってないですか?

僕はそういうことが多々ありました。

さらに良い結果を手に入れるためには、何かが上手くいって成功したとしても、そこからさらに新しい視点を見つけて取り入れていくというふうにして自分の中での変化を止めないということが、とても大切なことのように思えました。

 

 

考えることから逃げないから差別化になる

簡単に解決できる妙案が浮かぶわけもなく、ひたすら仮説を立てて検証をくり返えす。

サブキャラを使えばいいのに面倒なことをやってるな、という顔をされたりもするし、自分でもそう思うことはある。

でも簡単に答えが出るようなことであるなら、考える面白さもないだろう

それに、そこまで考えてやるからこそ、他との差別化になりうるのだ。

自分なりの視点を持って考えること。

繰り返しているうちに、受け身で場面の対処をしているだけでは分からない、貴重な経験が蓄積される。

そしてそれが自分だけの武器になる。

こういう武器はコピーされない

僕は、仕事をしている時だったり、日常生活においてもそうですが、考える時間ってあまり取りたくないなと思っていました。

疲れますし、簡単で楽な方にばかり走っていたと思います。

そういう生き方の方が幸せなんだと思う人はそれでもいいかもしれません。

ですが、やはり自分なりに考えること、どんな場面においても常に自分の視点を持っていることって人に流されなくなるだけでなく、その考えることを繰り返し行なっていくことで、貴重な経験がずっと得られていくということなので、常にレベルアップしているような感覚になりませんか?

それが自分のコピーされない武器になるんなら、自分なりに考えること、常に自分の視点を持っていることってとても強味になるんだなと感じました。

 

劣勢になった時どうするか

格闘ゲームでいうと、兵士の人数は体力ゲージにあたる。

攻めていったら相手の攻撃を受けて一気に体力ゲージが減ってしまった。

そうしたときは、さらに体力ゲージが減ってもいいから、いったん下がる。

下がるというのは気持ちの問題で、実際の画面上でどう見えるかは別の問題だ。

とにかく態勢を整えることをまず考える。

態勢を引いて、広い視点で状況を見られるようにする。

パニックになっていた感情が、だんだん落ち着いてくる。

その後のことは、それから考えればいい。

これに関してはかなり共感できます。

自分が仮想通貨のトレードをするときに一時的に大きなマイナスになるとそれを取り返そうとさらに攻めに行ってしまうのですが、そこでもすぐに損切りをしたりして、一旦相場から離れるのが重要なことだと何度も身を持って感じてきました。

そういう予想外の事態が起きたときは、全体の動きを把握するまで何もしないのが1番良いと僕自身感じています。

こういう時は焦って何かをすると余計悪い状況になります。

 

 

不調な時こそやるべきこと

劣勢になったら一度引いて態勢を整える。

ポイントをきちんと考えて、食らってはいけない攻撃に優先して対処をすること。

劣勢時においては、これを食らったらまともな勝負にならなくなる、という攻撃があるものだ。

逆に言えば、それ以外は食らってもいいということでもある。

簡単に言うと致命傷だけは、絶対に避けるようにする。

大砲を受けたら壊滅するのであれば、大砲だけはもらわないということだ。

そして、そこから少しずつ良くしていく。

何もかも解決しようとしなくていい。

今できることは何かを考えること。

不調な時だからこそ、確実にできることを確実に積み上げていく。

どんな時でも不調な時ってミスをしがちになりますよね。

その時に自分が絶対に外せないポイントを前もって決めておく必要があるとですよね。

押さえるべきポイントを掴むことと似ているかもしれませんが、違いは、この不調な時の外せないポイントというのは何がなんでも守りたいというものであることですね。

例えば、トレードをしている時、不調な時に全てを失うようなトレードはどんな時でもしないというのがこれにあたります。

具体的には、負けが重なっている時にやけになり、自分の全財産をつぎ込んだり、よく分からないものに多額のお金を注ぎ込んだり。

 

そういった時こそ全てのお金を失わずに済むようにするにはどうするべきなのかといったことなどを考えて、その中で確実にできることからやっていくというような感じです。

不調な時だからこそ確実にできることを積み上げるというのは、自分でもなかなかできていなかった部分だったので、今後意識していきたいところです。

 

 

強い人と弱い人の思考

Tさんは、僕が行なっている麻雀で誰よりも勝っている人だ。

だから「何か秘密があるんじゃないか」と思い、Tさんのやり方を真似してみることにした。

真似をしてわかったことは、Tさんが次の勝負への準備をしていたということ。

次への準備をして、自分のリズムを整えることを目先の順位より大事にしていたわけだ。

Tさんのやり方は、一見すると損にも見える。

普通、4着だったら最後は全力でアガりにいった方が良いと考える。

それより下の順位になることはないからだ。

しかし、それは目先の損得しか見ていない。

長い目で見れば、目先の3着を取りに行くより、自分のリズムを整えたほうがトータルの結果は良くなるこれが、強い人の考え方だ。

しかし、弱い人というのは目先の損が我慢できない。

状況を考えず感情で前に出てしまい、自分のリズムを崩すきっかけを作ってしまう。

当然、結果も出ない。

これもトレードをしている時に僕自身が体験したことがあります。

トレードの上手い人がいて、その人達がTwitterやYouTubeで言っていることをただ鵜呑みにしてトレードをしていても、目先の利益には少し繋がりますが、自分の力でうまくいったと勘違いしていざ自分でトレードしてみると全くうまくいかないというような感じなります。

目先の損得しか追っていないので、自分の手法を確立することを考えたりしなかったんですよね。

そして、損をすると、その損が我慢できなくて、さらに多くのお金を注ぎ込んでそれでも利益を出せない。

自分の中での手法を確立することができなければ、いつまで経っても結果が出てこないということを僕自身も実際に感じました。

なので、目先の損得に固執しないこと、自分自身で次の勝負の準備をすることが強い人の思考であると学びました。

 

 

まだ、全部書ききっていないのですが、今回はこの辺にしたいと思います。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば僕としては幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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Posted by takehiro