【失敗】仮想通貨を始めてからの失敗3つについて 【僕が経験したこと】

2022年6月25日

こんにちは。takehiroです。

今回は、仮想通貨を始めてから僕がしたことのある失敗3つについて、実体験をもとに書いていきます。

 

【DMM FX】入金

 

 

1.バイナンス上場前のコインを直前で買って利益を狙って失敗した話

仮想通貨の爆上げを狙った計画

海外の仮想通貨の取引所にMEXCという所があります。
僕はそこで仮想通貨のAlien Worlds(TLM)を買って、その後すぐに海外の別の取引所であるバイナンスにて数時間後に上場という予定になっていていました。

バイナンスと言えば、海外の取引所ではNo. 1と言われるくらいに様々な種類のコインを扱っているところで、取引の規模もかなり大きなところです。

MEXCで買ったものをバイナンスに送金し、上場と同時に爆上げを狙い、そこで売って利益を出そうということを思いついた時のことです。

このTLMの上場については、バイナンスのサイトの情報、YouTuberの情報などから前もって知っていました。

あとは、それを上場前に別の取引所で安く買って、上場後の爆上げを狙ってそのタイミングに売るということをするだけの簡単な方法で、お金を稼げるかもしれないと考えました。

TLMについての将来性や、プロジェクトの情報など一切調べないまま単純にいけるかもしれないと甘く考えていました。

1本のYouTuberの投稿したビデオ

その理由は、あるYouTuberの方が、投稿していた1本の動画でした。

それは、バイナンスに上場する直前に、別の取引所において既に上場してあるものであれば、そこで、買ってそれをバイナンスに送金すれば、上場直前にバイナンスのウォレットに入れる事ができ、上場と同時に価格が爆上がった時に売れば、かなりの利益になるかもしれない。といったものでした。

そこでは、実際にTLMで今回それを検証してみようと思います的なことを仰っていたので、僕自身もせっかくのチャンスだと思い、安易な気持ちでやってみることにしたのです。

 

計画を実行するための下準備

事前にやったことはMEXCでの口座の開設、バイナンスにあるテザーであるドルをMEXCに送金したこと、MEXCでTLMをなるべく安いところで早く買うこと、買った後にバイナンスのウォレットにそのTLMを送金したことです。

詳しく書いていきます。

先ずは、MEXCのサイトを調べ、KYC認証といういわゆる本人確認を行うための作業をします。

これは顔写真を撮ったり、必要な項目である名前や、身分証の提示などを行う作業です。

これをした後に口座開設が完了します。

今はどうかわかりませんが、その当時は時間はかからず数分で完了しました。

次にすることは、自分のバイナンスのウォレットからステーブルコインであるテザーをMEXCのウォレットに送金して、そのテザーでTLMを買うことです。

僕の場合はバイナンスに上場するその日の午後にこの作業を始めていたので、かなり急いでいました。

上場まで残り数時間だったからです。

 

バイナンス上場

そして、TLMをMEXCで買おうと画面を開くと、値段が短時間で結構上がってしまっていました。

恐らく、バイナンスでの上場売りを画策する人たちが他にもいて、多くの人が買っていたのだと思います。

僕が買った値段は詳しくは覚えていませんが、バイナンスに上場しても買った時の4分の1以下ほどになっていて、多くのお金を無駄にすることになったのです。

何のためにここまで調べて、上手くいったらかなり儲かると騒いでいたのかと思いました。

もうその日はショックが大きかったですね。

それは自分のミスであって他の人が悪いのではありません。

仕方ないと思い、次にどうしたらこんなことにならないのかを考えることにしました。

 

失敗した原因

こんな失敗はもう2度としたくないと思い、早速自分の中で納得できるような問題点を探してみることにしました。

その結果以下の問題点を見つけることができました。

 

1つ目の問題点

そもそもそのプロジェクトがいったい何に関連していて、どういった需要が見込まれるのかを下調べしていなかった事が原因の1つ目だと感じました。

ここを調べていれば、このコインはゲーム関連だから、まだあまり買われないかもしれないんじゃないか。
だから価格が上昇しないんじゃないかと予想できたはずです。

その頃はまだ、ゲーム通貨もメタバース銘柄もあまり人気もなく、話題性にも乏しかった時だったのです。

プロジェクト自体が有望でありかなりの注目度を期待できるのであれば、上手くいく可能性は上がるかもしれません。

 

 

2つ目の問題点

次に気づいたのが、バイナンスに上場する前にその通貨を買うこと自体のリスクについてです。

バイナンスで上場してからは爆上げする場合と爆下げする場合の両方があり、その時点で2分の1の確率で一気に損失が膨らむことになります。

これではまるでギャンブルのようなものだと実感しました。

 

3つ目の問題点

仮に爆上げしたとしても、そのタイミングで売るためには前もって画面の目の前で張り付き、恐らく誰よりも早く、高い価格を設定するために動く必要があります。

これも一歩間違えればタイミングを逃し、一気に損をしてしまう可能性があります。

長期的に見れば、利益になるかもしれませんが、1度下がってどこまでも下がっていくコインも少なからず存在するのが仮想通貨です。

バイナンスに上場するのだから価格は絶対上がるから大丈夫という保証はどこにもないのです。

ちなみにこの方法を紹介していたYouTuberの方はハイレバレッジでの仮想通貨取引を行っていて、その後にほぼ全てのお金を失っています。

 

2.イーサリアムの送金で全額無くなるロスト

消えたイーサリアム

次の失敗談はイーサリアムでの送金をしていた時のことです。

イーサリアム建てでないと買えないあるコインがありました。

それを買うためにバイナンスからイーサリアムを送るために自分のウォレットであるメタマスクというものに送金するべく、バイナンスの送金先の欄にイーサリアムのアドレスをコピーして貼り付けて、1度に2万円ほど送金したのです。

ところが、1時間たっても届かず、結局いつになっても送金されてきませんでした。

この時はテスト送金のために少額で送金するということなど考えていませんでした。

おかしいなと思い、スマートフォンでグーグル先生に検索をかけると「仮想通貨ロスト」という事が書いてある記事をいくつか見つけました。

それを読んでいくと、自分で送金した仮想通貨が届かない原因に以下のようなものが可能性としてあることがわかったのです。


消えたイーサリアムの原因

1.送金するための宛先のアドレスが間違っている 2.送金するための宛先のアドレスのネットワークが間違っている 3.送る場所を間違えているの3つです。

そして確認してみると、送金するところのネットワークが違っていることに気づいたのです。

送金した際には、イーサリアムを使っているので、基本的にはイーサリアムネットワークを送金する画面で選択して、宛先のアドレスもイーサリアムのネットワークである必要があります。

しかし、ネットワークによって送金手数料が違うので、イーサリアムのネットワークよりも送金手数料が安いバイナンススマートチェーンで送ってしまったのです。

これがイーサリアムを受け取れなかった原因だったのです。

もうこの送ってしまったイーサリアムは取り出すことも返却してもらうこともできません。

誰にも取り出すことはできない所へと送られます。

この時は終わった。という気持ちになりましたね。

 

 

3.仮想通貨を噂と買い煽りで買ってしまったことでの大きな損失

仮想通貨の噂と買い煽りの魔力

これを読んでいる皆さんが事前に知っておくべき大事なことがあります。

それは、仮想通貨は噂と煽りで買うと100%負けると思った方がいいということです。

大切なのは、自分で前もってそのコインがどんな将来性や、活用方法があるのか、プロジェクトに参加しているメンバーはどんな人たちがいて何を根拠に価格が上がっていきそうなのかを自分で考えてみることです。

僕は、それが全然できていませんでした。

今回はこれがくる!、これは必ず上がる!! 100倍銘柄!! 今買わないと後悔します!などの噂や煽りでそのコインを買っていたのです。

これは、どこかのお店のバーゲンセールで大きな声をあげて、売りに出しているような状況のような感じです。

この時は、まるで目の前のお金になるものに取り憑かれてしまったように期待し、絶対に価格は上がるという謎の自信に満ち溢れてる状態でした。

実際に価格が下がって初めて気づくこと

仮想通貨は次から次へと新しいプロジェクトが立ち上がり、その度に新しいコインが出てきて、それがトレンドになったり人気が出ると、たちまち価格が上昇していきます。

なので、その通貨を見つけるために、日々SNSにて情報収集をしていました。

そこで、僕はいろいろなコインと出会い、これが良いと思ったものを大して調べもせずに噂と買い煽りで買ってしまう事が多くありました。

その中には価格が25分の1になったもの、10分の1になってしまったものがありました。

僕が買ったものの中にも少額でしたが、そういったものがいくつかありました。

それを買って失敗したと思った時にはもう遅く、価格はジェットコースターのように一気に降下していってしまっていました。

大抵の場合はそこまで一気に落ちてしまうものは、しばらくは価格の上昇は見込めなくなります。

後からすごく人気が出たり、火付け役の人が登場して話題になれば別だと思いますが。

このことで自分がいかに何も考えずに買っていたのかが、よくわかりました。

 

まとめ

仕事をしている時に、ある人から教わった言葉があります。

「慢心」、「思い込み」、「情報不足」の3つが負ける人の特徴なのだと。

その言葉を思い出し、上記の失敗談の時の状況は、この全てに当てはまっていたことを痛感しました。

そして、自分の稼いだ大切なお金をギャンブルのような方法で仮想通貨に投資をしてしまっていたのだと思うととても自分が馬鹿らしくなりました。



これを読んでいる皆さんには、そんな思いはしてほしくありません。

それで今回はこれらのことについて書きました。

少しでもためになったなと思ってもらえれば、幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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